仮想通貨ウォレットおよび分散型アプリケーション（DApp）プロバイダーのメタマスクは、法定通貨で仮想通貨を直接購入できる新機能を導入すると発表した。

これによりメタマスクのユーザーはデビットカード、クレジットカード、ペイパル、銀行振込などのさまざまな支払い方法を利用して、幅広い仮想通貨を購入できるようになる。このサービスは189カ国以上のユーザーに展開され、8つの異なるネットワークで90種類以上のトークンを提供する。対象となるネットワークは、イーサリアム、ポリゴン、アビトラム、BNBスマートチェーン、アバランチ、ファントム、Optimism、セロなどである。

この機能を利用するには、メタマスクのユーザーはウォレットを「ポートフォリオDapp」に接続するか、メタマスクウォレット内の「購入」ボタンをクリックする。そこからユーザーは地域、支払い方法、購入したいトークンとネットワークを選択できる。購入した仮想通貨はユーザーのメタマスクウォレットに直接入金される。

これに先立つ2022年、メタマスクはペイパルと提携しユーザーがペイパルのプラットフォームでETHを購入および送金できるようにしている。

また今年3月にはムーンペイとの新たな連携を発表。ナイジェリアのユーザーが銀行振込で仮想通貨を即時購入できるようになった。

翻訳・編集　コインテレグラフジャパン