シンガポール初のビットコイン訴訟 仮想通貨取引所Quoineが敗訴

仮想通貨リクイディティ・プロバイダーのB2C2は、シンガポールの仮想通貨取引所Quoine(コイン)を相手取った裁判に勝訴した。この争いは、シンガポール初の仮想通貨がらみの訴訟とされ、2018年11月に開始。B2C2は、Quoine上でB2C2が行った取引に関係して、仮想通貨ビットコイン(BTC)で計3085BTC(約13億3000万円)の返還を求めていた。英字新聞ビジネス・タイムズが2019年3月14日に伝えた

訴訟の争点は、2017年春に行われた仮想通貨取引の取り消しに関する申し立て。B2C2は、2017年4月に実行しようとした「7BTCを1イーサリアム(ETH)と交換する取引」をQuoine側が反故にしたと主張していた。

一方のQuoineは、技術上の不具合により流動性に問題が生じた結果、10BTC:1ETHという「不合理」な為替レートで取引を実行されたと主張。B2C2の計3085BTCも取引取り消しの対象としていた。

今回シンガポールの裁判官は、異常なレートとなった取引を、B2C2の許可を求めることなくQuoineが取り消したとの判決を下した

判決について、QuoineのCEOあるマイク・カヤモリ氏は「失望した」とし、次のように語った。

「我々は今回の判決内容を精査し、控訴の可能性も含め選択肢を検討する。」

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版
原文 Market Maker Due $11.5 Mln Settlement From Quoine After Guilty Ruling on Reversed Trades