本日18時現在の主要三通貨の価格

ビットコイン(BTC/JPY):436,126円
イーサリアム(ETH/JPY):14,850円
リップル(XRP/JPY):33.425円
(参考:coincheck)

●本日の値動き

(引用元:Tradingview BTC/JPY,1時間足,bitFlyer)

週末から週明けにかけてのビットコイン市場は軟調な動きであった。21日から22日にかけての急落後は一時反発したものの、そこからじりじりと切り下がっていく相場展開となっている。ただ、その下落幅は小さく、本日明け方に43万4000をつけた後は反発しているものの、上下どちらかを試すほどの勢いはまだ見えない。

●ファンダメンタルズ材料

動き出す日本市場、仮想通貨取引所間の競争激化へ

本日、ヤフーの子会社であるZコーポレーションが出資する「TaoTao」が事前登録キャンペーンを開始。同取引所は5月中旬に開始する予定である事も併せて発表され、今後さらに日本の仮想通貨取引所間のシェア争いは激化していく事が予想される。特に注目な点は大資本傘下取引所間の競争だ。既に参入しているDMMやGMO、SBI、マネックス傘下のコインチェック、そして今回開始予定であるヤフーの傘下である同取引所に加え、参入を表明しているLINE、楽天など仮想通貨取引所、交換事業のシェアを巡る競争は今後さらに激しくなっていくと考えられる。この大資本間による競争激化は市場にどのような影響を及ぼすか、注目だ。

米金融大手シティグループも仮想通貨・ブロックチェーン関連求人

米金融大手シティグループが仮想通貨・ブロックチェーン関連の求人を出していたことが明らかになった。シティグループはビジネス向け交流SNSサイト「リンクトイン」でブロックチェーン/分散型技術、デジタル資産の分野で働くことのできる人材を募集。現在、応募は締め切られている。同じく米銀行大手のJPモルガンは独自の仮想通貨JPMコインを発行し、ゴールドマンサックスはビットコインのトレーディングデスクを開設するという観測も出ている。今後、金融機関大手が仮想通貨・ブロックチェーン業界にどのようなアプローチを行うのか注視したい。