仮想通貨(暗号資産)情報サイトコインゲッコーが20日に発表したレポートによると、分散型金融(DeFi)の認知度が広がっている一方で、利用まで繋がっているサービスは一部にとどまっていることがわかった。

調査は694人の回答を得た。そのうちDeFiについて「全く聞いたことがない」と答えたのは11%にとどまった。

コインゲッコーがDeFiと定義するアプリやサービスで最もよく使われているのはウォレットアプリの「メタマスク」で「過去3ヶ月で聞いたことがあるものは」との問いに対し、回答者の72%が聞いたことがあると答えた。

また回答者の中で、メタマスクについて実際に過去3ヶ月で使ったことがあると答えたのは半数の53%だった。

メタマスクが認知度と利用者ともに一定の数値を示したのに対し、2番目に認知度が高かった(57%)カイバーネットワークは、過去3ヶ月で利用したことがあると答えたのは24%で、「今後1年以内に利用する予定」と答えたのも17%にとどまった。

(出典:Coingecko)


コインゲッコーは利用率が低い理由として、説得力のあるユースケースが示せていないことや製品がわかりにくすぎることが原因としている。

カテゴリー別の認知度については「分散型取引所(DEX)」が最も高く74%、ついで「イーサリアムウォレット」が73%だった。最も認知度が低かったのは分散型保険で9%。

銀行への不信感

また、調査によると、DeFiに知識があるユーザーとまだ聞いたばかりのユーザーとでは銀行に対する信頼感に差が出た。

DeFiについて「よく知っている」と答えたユーザーのうち、「銀行に完全に依存するか」との問いに対し、54%が「完全にやめる」と回答。一方で「全く聞いたことがない」ユーザーは同じ質問に対し、19%のみだった。

(出典:Coingecko)


翻訳・編集 コインテレグラフジャパン