英国のヘッジファンドであるブレバンハワードは、仮想通貨とデジタル資産への投資を「大幅に拡大」することを計画している。

ロイターによれば、ブレバンハワードの最高経営責任者であるアロン・ランディ氏は、「仮想通貨とデジタル資産のプラットフォームと製品を急速に拡大することにコミットする」と述べている。

仮想通貨におけるブレバンハワードの戦略は両面作戦で展開される。同社は、仮想通貨とデジタル資産を管理するための新しい部門「BHデジタル」を立ち上げると同時に、仮想通貨におけるベンチャー投資を進めるため、CMTデジタルの最高経営責任者だったコリーン・サリバン氏を起用した。

サリバン氏は、2013年後半から仮想通貨取引やブロックチェーン投資を手掛けるCMTデジタルを率いてきた。ブレバンでは、仮想通貨に焦点を当てた新しい戦略構築を行う投資委員会の議長を務める。ブレバンのランディCEOは、「仮想通貨ベンチャー投資で並外れた実績を持つ」とサリバン氏を評価し、同氏の任命は「ブレバンハワードのクライアントに多大な利益をもたらすだろう」と付け加えている。