仮想通貨(暗号資産)取引所バイナンスは過去3年間、仮想通貨の弱気市場の中でも事業を拡大してきた。現在の新型コロナウィルスによって引き起こされた経済危機の中でも、その傾向は変わらないようだ。
「私たちは2018年の弱気市場でも常に拡大を続けてきた。その時にはコミュニティブロックチェーンイニシアティブであるバイナンスチェインを立ち上げている」と、バイナンス共同創設者のイー・へー氏はコインテレグラフに語った。「また私たちは、世界中でパートナーを探し始めた。現地の法定通貨と法定通貨とを接続し、当社の技術のライセンスを供与し、それぞれの地域で運営してもらっている」。
厳しい時代を乗り越えて
2018年の弱気市場は仮想通貨業界の参加者にとっては困難な時期だったが、現在の経済的困難はより厳しいもののように見える。コロナウィルスの拡散は、伝統的な市場での暴落やビジネスへの悪影響、そして大量のレイオフを引き起こしている。
しかし、バイナンスは依然として成長を続けようとしている。イー・へー氏は、2020年に始まったバイナスの「オープンプラットフォーム」の取り組みや、スマートコントラクト対応の新ブロックチェーンについて言及している。
2020年に多くの取り組みを実施
バイナンスは2020年に入ってから、ビットコインのオプション取引など様々な新しい機能やサービスの追加を発表している。
イー・へー氏は「今年の弱気市場の間にも開発と拡大を続けた」と述べ、コインマーケットキャップの買収や、アフリカの仮想通貨決済プラットフォーム「バンドル」との提携の例を出している。
「ブロックチェーンを信じる人々にとって、強気や弱気といったことは関係ない」と付け加えた。
「私たちは着実に優秀な人材を採用し、新しい事業を開発してきた。現在の状況において、優れた人材や投資/M&Aの機会を見つけることがより容易になると考えている」
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン