中国東部にある安徽省政府が、政府の公的サービス提供を目的としてブロックチェーンプラットフォームを使ったアプリケーションを公開した。地元の報道によると4月30日にローンチされたという。
報道によると、安徽省が作成した「ブロックチェーン+エレクトロニック認証ライセンス」は同省で初めてブロックチェーンを使用したアプリケーションとされている。このアプリは弁護士の研修用ライセンスをブロックチェーン上に発行するものだという。
「新しくオンライン化された電子ライセンスには利用記録と管理記録を閲覧する機能がある。認可されたシステムは証明書や全ての利用履歴を自動的に記録・保存する。これにより不正行為を防止し、電子ライセンスのセキュリティと信頼性を高めることができる」
報道によると、安徽省亳州市でその他の司法行政向け証明書や免許証に関するパイロットプロジェクトを実施している。
既報の通り、中国では4月末から中国政府が国家情報センターが主導するブロックチェーン開発をサポートするプロジェクト「ブロックチェーンサービス・ネットワーク(BSN)」が正式に開始している。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン