英大手のロイズ銀行は、ブロックチェーンプラットフォーム「Komgo」と提携して、商業銀行部門の業務を効率化する。同国金融ニュースのFSテックが9月25日に報じた

ロイズは、同プラットフォームで国際商品貿易金融のプロセスがスピードアップするとし、以下のように述べている。

「KomgoのDLTプラットフォームは、商品貿易金融プロセスをデジタル化して効率化する。事業者らは、分散型のデジタルで安全な方法で、信用状やKYC管理から割引など幅広いソリューションにわたって素早く自動でデータや関連文書を交換することができる」

Komgoプラットフォームは、ブロックチェーン技術を頼りに、金融プロセスの最適化を図る。詐欺対策や取引の効率化が期待できる。INGやABNアムロ、石油のシェルなど15の銀行やコモディティ投資家が参画している。

ロイズ銀行商業部門のマネジングディレクターを務めるグウェイン・マスター氏は、国際貿易プロセスは煩雑で時間がかかるが、大幅な時間短縮が期待できると説明する。


翻訳・編集 コインテレグラフ日本版