リンクトイン(LinkedIn)が12月13日に発表した報告書「2018年 米国新興職種(the 2018 U.S. Emerging Jobs)」によると、米国ではブロックチェーン開発者が、増加している新たな職種の中で最も多いことがわかった。

リンクトインは、その「エコノミックグラフ」から得られたデータを使用し、企業が急遽雇い入れている職種や、その職種と関連するスキル、この5年間で台頭してきた役割を分析して報告書を作成した。

職業SNSであるリンクトインによると、ブロックチェーン開発者の役割が過去12カ月間で33倍に増加しており、最も求人が多いのはサンフランシスコ、ニューヨーク、アトランタであることがわかった。この役割に求められている主なスキルは、ソリディティ、ブロックチェーン、イーサリアム、仮想通貨、Node.jsだという。

今年最も成長がめざましかった新興職種の中には人工知能(AI)の専門家もあり、「15の新興職種の内6つがなんらかの形でAIに関連」しており、機械学習エンジニアは前年比で12倍の伸びを見せた。機械学習エンジニアに要求される主なスキルとしてリンクトインは、テンソルフロー、アパッチスパーク、自然言語処理を挙げている。