LINEは26日、子会社でブロックチェーン事業を手がけるLVCとLINE TECH PLUSによる、ブロックチェーンサービス開発プラットフォーム「LINE Blockchain Developers」と仮想通貨(暗号資産)ウォレットの「BITMAX Wallet」の提供開始を発表した。
LINEはこれまでに独自ブロックチェーン「LINE Blockchain」を展開し、独自仮想通貨のLINKや仮想通貨取引所BITMAXやBITFRONTなどを進めている。
LINE Blockchain DeveloperはこのLINE Blockchainを基盤に、企業のブロックチェーン開発をサポートするプラットフォーム。企業や開発者はセキュリティなどの技術面をLINE側に任せ、既存のサービスにブロックチェーンを導入し、UXの向上のほかに独自のトークン発行やキャラクターアイテムのトークン化を実現できる。
BITMAXウォレットはLINE IDを保有していれば、即座に作成できるほか、LINEの「友だち」と手軽にデジタル資産を送ったり交換が可能だ。
BITMAXは8月6日から独自通貨のLINK(LN)の取り扱いを開始。発表によると、8月6日からのLINK取扱開始から6日目の8月11日にLINKの購入額は1億円を突破したという。
LINKの使途としては、将来的に「LINEブロックチェーンの様々なプラットフォーム利用手数料としての利用も含め、幅広くLINKの用途を拡大させていく予定」としている。