フェイスブックの仮想通貨リブラ「EUの規制当局と協議中」=協会幹部が明かす 国連SDGsに役立つとも

フェイスブックの仮想通貨リブラを発行するリブラ協会は、EU(欧州連合)の規制当局との間で協議を進めている。リブラ協会の幹部が27日、ロイターの取材で明らかにした。

リブラ協会のマネージングディレクターを務めてるベルトランド・ペレス氏は、規制当局との間でリブラへの懸念を解消するために協議を進めていると語った。

またリブラのローンチについては、当初は2020年6月を目標としていたが「1,2四半期の遅れは問題にならないだろう」とも述べた。

ぺレス氏は、仏メディアとのインタビューでも、2020年以内にリブラを立ち上げるとの目標を維持していくと語っていた。

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リブラは「国連SDGs達成に役立つ」

またぺレス氏は、ジュネーブで開催されたブロックチェーン会議で、リブラは「金融政策を行う立場にはない」と、中央銀行当局者らの懸念に意義を唱えた

さらに、リブラは、貧困解消や男女平等の実現といった国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成に役立つ可能性があるとも語った。

国際ニュースサイトの「ディプロマティック・クーリエ」にも、リブラ協会のダンテ・ディスパレートが同様の趣旨の記事を寄稿している。

その中で、ディスパレート氏は、リブラによって、銀行口座を持たないアンバンクの人々が金融サービスにアクセスできるようになり、貧困解消やイノベーションの推進、持続可能な経済成長といったSDGsの目標に資すると述べている。

特に、現在平均7%となっている送金コストについて、「送金コストを3%に削減するというSDGsの目標」の達成でもリブラが貢献すると主張している。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版