中東・北アフリカ地域の大手通信企業ザイングループ(Zain Group)は、分散型台帳プラットフォームのヘデラ・ハッシュグラフ(Hedera Hashgraph)の運営委員会に参加した。15日にヘデラが発表した

ザインは、クウェートやバーレーン、イラク、ヨルダン、サウジアラビアなど8か国で事業を展開しており、顧客数は4950万人を超える。

パブリックブロックチェーン技術を活用して、より安全なインターネットを確立するという目的を実現するため、ヘデラの運営委員会は分散型ガバナンスモデルに従い、様々な業界の組織をまとめている。

メンバーにはボーイングやドイツテレコム、IBM、スイスコムブロックチェーンなどが参加している。

運営委員会の各メンバーは、ヘデラ・ハッシュグラフのパブリックネットワークでノードを実行する。

ザインは、ヘデラに参加することで、ブロックチェーンの開発に参加し、この技術を使った独自アプリケーションを模索していく。

ザイングループのバダル・アル・カラフィCEOは、モバイルマネーやフィンテック、そしてブロックチェーンといった技術を使い、サービスやアプリケーションを進化させていくと述べている。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン