米ニューヨーク・マンハッタンの連邦陪審は、出資金詐欺として悪名高いワンコインを通じた約4億ドル(約433億円)の洗浄に関与したとして弁護士のマーク・スコット被告を有罪とした。11月21日にロー360が報じた

陪審員団は、マーク被告がワンコインの共同創設者コンスタンティン・イグナトフとその妹のラフ・イグナトフの手助けをしたとした。マーク被告がワンコインが詐欺だとは知らず、彼女の弁護士として仕事をしただけだという弁明を却下した。

ワンコインは2014年に創設。世界中の投資家に対して高配当を約束し誘致する詐欺で44億ドルをあげていた。

ワンコイン詐欺は仮想通貨業界で起きた最も悪名高い詐欺のひとつだとされる。スコット被告は、複数の偽の会社やオフショア口座、詐欺投資スキームの幅広いネットワークを使ってだまし取った資金を洗浄していた。

イグナトフは今年3月、米ロサンゼルスの空港で逮捕された。先日マネーロンダリングや詐欺など複数の罪を認めていた

 

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン