仮想通貨取引所クラーケンは、ジェシー・パウエルCEOがイニシアチブを発表してから4ヶ月以上経った後、ベータ版の非代替性トークン(NFT)マーケットプレイスの順番待ちリストを公開した。

クラーケンは、ユーザーがNFTを売買し、ローンの担保としてNFTを使用できるようにするマーケットプレイスの順番待ちリストを公開したと発表した。クラーケンによると、ユーザーはクラーケンで管理されているNFTを取引するためのガス料金は発生しない。ガス料金は、プラットフォームからNFTを転送する際にのみ発生する。さらにクラーケンのマーケットプレイスは「すべてのNFTをユニークにする特性と属性」に基づく「希少性スコア」を特徴とし、NFTの流通市場の販売価格の一部を報酬として提供する。

クラーケンの広報担当者によれば、ユーザーが「安心と保証」を得られるうようにするため、NFTマーケットプレイスのセキュリティに重点を置くことになるという。

クラーケンは、NFT市場に参入しようとする仮想通貨取引所の1つだ。コインベースは4月にNFTマーケットプレイスのベータ版を公開している。FTXは昨年9月、米国人顧客向けにNFTマーケットプレイスを開始している
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