著者 クラーケン・インテリジェンス

クラーケン・インテリジェンス(Kraken Intelligence)は、クラーケンのリサーチ・チームであり、事実とデータに基づく仮想通貨関連の本質的で実用的なレポートの配信を目指している。伝統的な金融市場と仮想通貨市場の双方での知見を活かし、毎日の相場分析メモであるOTC Dailyや月間レポートなどで、最新の業界動向についてコンテンツを生み出している。

ビットコインは17日午前11時(UTC時間)で4万7200ドル付近をつけた後、下落に転じた。これに連動する形でほとんどの主要アルトコイン銘柄が急落。ビットコインのドミナンス(仮想通貨時価総額全体に占める割合)は9週間ぶりの低水準である43.67%で推移していたが、昨日は1%ポイント上昇した

ただ、一部のアルトコインは例外的に力強い値動きを見せた。例えば、NFTのプラットフォームなどでイーサリアム最大の競争相手とも言われる「ソラナ(SOL)」だ。過去3日間で76%上昇し、仮想通貨時価総額ランキングでユニスワップ(UNI)を抜いてトップ10入りした。ソラナ躍進の背景にあるのは、価格のテクニカル的なブレークだけでなく、エコシステムの発達にあるだろう。例えば先週末、ソラナのブロックチェーンでNFTプロジェクトのDegenerate Ape Academyがローンチ。猿のカトゥーン画像1000点が8分で完売した。

また、ソラナは、人気デリバティブ取引所FTXの創業者であるサム・バンクマンフリード氏の投資ファンドが出資していることでも知られている。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。