韓国最大の通信企業KTが、「ブロックチェーンを活用しデータを管理する装置、およびその方法」という名称の特許を20日に出願した。プライベート、もしくはコンソーシアム型のブロックチェーン実装に向けた特許であると想定される。

韓国の特許庁が27日に公開した

今回提出した技術によって、より効率的なデータの保存が可能となり、権限を与えられたユーザーのみが管理サーバーを介してデータにアクセスできるため、セキュリティが維持できるとしている。

KTは7月12日にサムスン電子などの韓国大手企業とコンソーシアムを設立。2020年までにブロックチェーン基盤の「自己証明型身分証明(SSI)システム」を公開することを目指しており、韓国メディアによると、今回の特許出願はこのSSIシステムの運用に使われるとされている。

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