コダックブランドのマイニング機レンタル事業が中止、スキャムだった可能性

 スポットライトUSA社が計画していたコダックブランドの仮想通貨マイニング機レンタル事業は、開始前に米国証券取引委員会(SEC)により差し止められ、計画倒れに終わった。コダック側は、同社はスポットライトUSAのマイニング機をライセンシングしたことはないと主張している。BBCが16日に伝えた

 今年1月、スポットライトUSAは、コダックブランドの仮想通貨マイニング機「KashMiner」を披露した。同社はこのマイニング機をレンタルする事業を計画していた。前払金として3400ドルを顧客から受け取り、マイニングで得たビットコインの一部を顧客に還元。向こう2年間で毎月375ドルの利益が出ると謳っていた。批評家らによると、これはビットコインの難易度調整を考慮しておらず、このスキームをスキャムと呼ぶ人もいた。

 スポットライトUSAのハルストン・ミカイル代表はまた、1月には、近場の工場から安い電気を利用するため、コダック社の本社にマイニング機を数百台規模で設置する計画にも言及していた。すでに80台が稼働ずみと述べていた。このレンタルスキームはSECの許可を得られなかったため、断念したことをミカイル氏は報告している。

 コダックの広報担当者は、コダックは同事業を公式に承認したことはなく、KashMinerをコダックがライセンスしたことも、マイニング機も本社に設置したこともないと述べている。