日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)は29日、仮想通貨交換業者への登録申請中、もしくは申請予定であるみなし業者などの事業者に対し、入会受付の開始を発表した24日に金融庁から認可を受けたJVCEAが、仮想通貨業界の結束を強め、今後どのような運営体系を形成していくのか注目が集まる。

同協会の会員種別は、第一種会員から第三種会員まで定められているが、入会受付は金融庁が定める認定仮想通貨交換業者のみが入会できる第一種会員のみであった。今回の発表で第二種会員の入会受付が開始され、多数の事業者が今後入会を希望することが期待される。

第二種会員の対象は、コインチェック株式会社、みんなのビットコイン株式会社や株式会社LastRootsなどの仮想通貨交換業者へ登録申請中、もしくは申請予定である見なし業者である。

現在、第三種会員の対象は「未定」で詳細は明らかになっていない。ただ、JVCEAの奥山泰全会長は24日、「ウォレットを専門とする業者などを第三種会員として協会への加盟を促していく」と述べていた。