日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)と日本ブロックチェーン協会(JBA)は1日、仮想通貨(暗号資産)やセキュリティ・トークン・オファリング、ステーブルコイン、ブロックチェーンなどの業界発展を目的に連携・共同する協定を締結したと発表した

具体的な連携内容は以下の通り。 

・業界の発展を目的とした普及啓蒙のための共催イベントの実施
・ステーブルコイン・中央銀行発行デジタル通貨(CBDC)をはじめ、各団体で共同研究が適切と思われるテーマについての活動の連携
・共同研究に関する提言等

JCBAはこれまでに仮想通貨関連ビジネスの発展を目的として、法規制や税務、商慣行などに関するセミナーなどを積極的に実施しているほか、業界団体として金融庁に対し提言や要望などを行ってきた。一方で、JBAはブロックチェーン技術に関わるビジネス環境の整備や利用者保護体制を進める目的で活動。最近ではCBDCに関する分科会を発足している。

今回の連携によって、仮想通貨やブロックチェーン関連ビジネスの発展を目指すことを目的に連携することで合意したという。

今後はこれまでと同様に業界発展を目的としてイベントの実施やステーブルコイン・CBDCでのビジネスの課題整理を進める。

両団体は本協定により、より連携を深め、幅広い業界の企業、ひいては社会全体に対して情報発信及び普及啓発活動を行って参ります。