ライブ配信サービスのツイキャスは、仮想通貨のモナコインをユーザー同士で送り合うことができるシステムを導入した。ツイキャスを運営するモイが25日に発表した。今後はビットコインにも対応する予定だ。

 ツイキャスのユーザー全員にウォレットの専用アドレスを提供し、仮想通貨をツイキャス上で保有し、利用できるようにした。二次元バーコードやウォレット上で仮想通貨の入出金もできる。最低入金額は0.01MONA、出金は0.001MONA以上から可能だ。

 専用アイテムを使用することで、ユーザー同士が手数料ゼロで仮想通貨を送り合うことができる。仮想通貨をアイテムに設定すれば、ほかのアイテムと同様に視聴画面から送信できる。配信者へのリワードとして利用されるようになるとみられる。

 またツイキャス上で利用するツイキャスポイントも仮想通貨で購入できる。仮想通貨の相場により、購入できるポイント数は変化する。

 モイでは、ツイキャスを利用している全ユーザーを対象とした仮想通貨付与のキャンペーンの実施を予定している。ただ時期や額についてはまだ明らかになっていない。

 発表したリリースによれば、ツイキャスは現在、全世界に2000万人以上の登録ユーザーがいる。日本語のほか、英語や韓国語、ポルトガル語などにも対応している。