ツイッターとモバイル決済プラットフォームのスクエアでCEOを務めるジャック・ドーシー氏は、仮想通貨支持者である元大統領候補、アンドリュー・ヤン氏が立ち上げた「ヒューマニティ・フォワード」に500万ドル(5.3億円)を寄付した。

ドーシー氏は5月21日のヤン氏のポッドキャスト「ヤンスピークス」に出演し、テクノロジーの未来について議論をした。ドーシー氏は、ユニバーサル・ベーシックインカム(UBI)が「大幅に遅れている」と述べ、「私たちが政策を変更できる唯一の方法は、これが実際に機能することをケーススタディで示すことだ」と語った。

ヤン氏はローリングストーンに対して、ドーシー氏からの寄付金を活用し、現在の新型コロナウィルスで経済的打撃を受けた2万人もの人々に250ドルの現金を配布すると発表した。

ベーシックインカムとブロックチェーン

ヤン氏は、ベーシックインカムの提案に加え、仮想通貨・ブロックチェーンに対しても親和的な姿勢で有名だ。大統領選挙では、仮想通貨を使った政治献金をスタートしたほか、ブロックチェーンを使った投票を公約にしていた

ベーシックインカムをブロックチェーンを組み合わせるという試みでは、グッドダラー(GoodDollar)という非営利イニシアティブがデジタルウォレットを立ち上げ、ブロックチェーン技術を利用したベーシックインカム配布の構想を示している

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン