米テクノロジー企業のオラクル社は16日、オラクル・ブロックチェーン・クラウド・サービスの一般提供を開始したと発表した。ハイパーレッジャーをベースにした自社開発のブロックチェーンで、トランザクションの回数に応じた従量課金制を採用している。

 同サービスは、トランザクションの効率性とサプライチェーンの認証に特化しているという。プレリリース版の顧客には、アラブヨルダン投資銀行、インディアンオイル、物流管理プラットフォームのインテリポストなどがいる。

 「ブロックチェーンは、この世代の中でも最も革新的なテクノロジーのうちの一つになる」とオラクルクラウドプラットフォームのアミット・ザバリー副社長は述べた。

「オラクルのプラットフォームがあれば、企業は事業を昇華し、不必要な工程を省き、企業のネットワークとより簡単に、透明性を持って取引することが可能だ」