ビットコインの反騰が話題になっているが、時価総額9位のビットコインSVの上昇ぶりもすさまじい。10月に入って60%以上も上昇しており、ビットコインやXRPの20%プラスをはるかに上回っている。背景には、ビットコインSVを率いるクレイグ・ライト氏の誕生日があるのではないかという見方も出ている。

(出典:Coin360「ビットコインSV /米ドル(10月)」)

自称ビットコイン創設者のクレイグ・ライト氏の誕生日は10月23日。米仮想通貨メディアでは、ビットコインSV高騰の背景にあるのはライト氏の誕生日プレゼントだったのではないかというまことしやかな観測が出ている。

23日に仮想通貨相場は暴落したが、いち早く立ち直ったのはビットコインSVだった。

ちなみに23日、ライト氏はブログを更新。私はもともとビットコインを犯罪者を取り締まるための「正直なマネー」として開発したと主張。次のようにビットコインの「本来の意図」を解説していた。

「もし薬物をビットコインで買ったら、あなたは一生記録に残る。もしビットコインで児童ポルノを買ったら、あなたの極悪な犯罪は明るみに出る。もしビットコイン基盤のランサムウェアを作ったら、最終的にあなたのお金は差し押さえられる。」

ライト氏は、先日、自分がビットコイン創設者であると示す究極の証拠を明らかにするつもりだと主張。110万BTCの権利をめぐって争った8月のフロリダ裁判後には、「20億ドル分の売り圧力がある」とビットコイン(BTC)に対して脅迫めいた発言をしていた

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