Tカードプラス(SMBCモビットnext)は、SMBCモビット会員向に発行される、SMBCモビットと三井住友カードの提携クレジットカードです。
「カードローン」「クレジット」「Tカード」の、3つの機能が1つになっている多機能型モビットカードで、利便性とお得さを兼ね揃えています。
そんな便利なクレジットカードなら審査が厳しいのでは?と考える方も多いかもしれませんが、一定の条件さえ満たしていれば比較的作りやすいカードです。
この記事では、Tカードプラス(SMBCモビットnext)の審査基準や特徴、限度額などの詳細について解説していきます。
申し込みを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
審査落ちしないって本当?Tカードプラス(SMBCモビットnext)の審査基準
Tカードプラス(SMBCモビットnext)は、一般的なクレジットカードと比べて審査が厳しいという事はありません。
一定の条件さえ満たしていれば審査を通過する可能性は十分高く、基本的には申し込みやすいクレジットカードと言えます。
では、実際にどういった審査基準が設けられていて、どんな点が重視されるのでしょうか。
また審査に落ちてしまう人にはどんな共通した特徴があるのでしょうか。
まずは、そういった点について、解説していきたいと思います。
Tカードプラス(SMBCモビットnext)の申し込み条件
審査基準について触れる前に、「申し込み条件」を確認しておきましょう。
Tカードプラス(SMBCモビットnext)の「お申し込み対象」欄には、以下の記載があります。
・満20歳以上のモビットカード会員の方
つまり、クレジットカードであるTカードプラス(SMBCモビットnext)を発行してもらうためには、まずSMBCモビットの審査に通過してモビットカードを発行してもらう必要があるということですね。
そして、SMBCモビットの「ご利用対象」には、以下の記載があります。
・満年齢20才~69才の安定した収入のある方(当社基準を満たす方)
アルバイト、パート、自営業の方も利用可能です。
したがって、何らかの安定収入がある20才~69才の方であれば、申し込みが可能と判断してよいでしょう。
Tカードプラス(SMBCモビットnext)で重視される審査基準とは?
申し込み基準を満たしていても、審査に落ちることはあります。
SMBCモビットは審査基準を公開していませんが、一般的にカードローンの審査では以下のポイントを重視されると言われています。
・収入に安定性があること
・勤務情報が確認できること
・過去に返済の滞納、または延滞などがないこと
・他社からの過剰な借り入れがないこと
収入に安定性があること
SMBCモビットの「ご利用対象」には「アルバイト、パート、自営業の方も利用可能です。」との記載がありますが、注意すべきは収入に安定性が求められていることです。
短期のアルバイトや単発の仕事は安定した収入と見なされない可能性が高いため、注意してください。
年収の高さはそこまで重要ではなく、毎月安定して収入を得ているかどうかが重要となります。
また、勤務期間が長いほど安定性があると判断される傾向にあります。
最低でも3ヶ月以上、できれば半年以上同じ職場で働いている方が、審査には好印象です。
勤務情報が確認できること
カードローンの審査では、申請した会社に本当に勤務しているかを確認する「在籍確認」が行われます。
多くの場合、在籍確認は職場への電話連絡で行われますが、この時に在籍が確認できないと審査落ちしてしまう可能性があるので、注意してください。
過去に返済の滞納、または延滞などがないこと
過去にカードローンやクレジットカードの返済を滞納し、金融事故を起こしている場合は審査に不利になる可能性があります。
返済の遅れや滞納などは金融事故として信用情報機関に記録が残り、それらの記録は金融機関同士で情報共有されているためです。
つまり、他社で起こした金融事故のことを隠して申し込みを行っても、その情報はSMBCモビットにも共有されているということですね。
過去5年以内にそういった事がなければ問題ありませんが、5年以内に金融事故を起こしている場合は、審査に通らない可能性があることを理解しておきましょう。
他社からの過剰な借り入れがないこと
カードローンには総量規制と言われるルールがあり、「貸し付けできる金額は年収の3分の1まで」と決められています。
したがって、複数のローン会社から合計で年収の3分の1を超える金額、または年収の3分の1に近い金額をすでに借りている場合は、審査に通ることは難しいでしょう。
信用情報機関に照会すると、現在の借り入れ総額は簡単に把握できるため、誤魔化しは効きません。
審査落ちしてしまう人の特徴とは?
上記でご紹介した「審査で重視されるポイント」を満たしていないと、審査に落ちてしまいます。
つまり、以下のような人は審査に落ちてしまう可能性が高いと言えるでしょう。
・申し込み条件を満たしていない
・収入に安定性がない
・勤務情報が確認できない
・過去に返済の滞納、または延滞などの金融事故を起こしている
・他社からの過剰な借り入れがある
確実に審査に通過するためには、以下のような条件を整えたうえで申し込みを行うことをおすすめします。
・年齢の要件を満たす
・安定した収入を継続して得る
・在籍確認を確実に行う
・過去に金融事故を起こしている場合は5年以上経過するのを待つ
・まずは他社からの借り入れを返済する
条件を満たしていることを確認できた方は、公式HPから申し込みを行いましょう。
すでにモビットカード会員になっている方向け・完全に新規の方向けの申し込みボタンが用意されていますので、該当するボタンから手続きを進めてください。
⇒Tカードプラス(SMBCモビットnext)の申し込みはこちらから
Tカードプラス(SMBCモビットnext)の3つの特徴
Tカードプラス(SMBCモビットnext)は、「カードローン」「クレジットカード」「Tカード」の3つの機能が1枚になった多機能型カードです。
これだけマルチに利用できるだけでもお得感はあるのですが、さらにお得な特徴や機能が備わっています。下記で詳しく見ていきましょう。
年会費・発行手数料が無料
Tカードプラス(SMBCモビットnext)の年会費は、永年無料。発行手数料も無料です。
初年度だけ年会費が無料のクレジットカードは多くありますが、Tカードプラス(SMBCモビットnext)なら2年目以降もずっと年会費無料で利用できます。
ETC機能も実質年会費無料で追加可能
Tカードプラス(SMBCモビットnext)ではETCカードの発行も行っており、ETCカードの年会費も実質無料です。
初年度年会費は完全に無料で、年に1回でも利用があれば2年目以降も年会費はかかりません。
普段から高速道路に乗る機会がある方なら、ずっと年会費無料で使い続ける事ができますね。
ETCカードの利用がない場合のみ、年会費としては500円+(税)がかかります。
国際ブランドのMasterCardは海外旅行でも使いやすい
Tカードプラス(SMBCモビットnext)の国際ブランドは、MasterCardです。
MasterCardは、VISAに次ぐ世界2位シェア率を誇るブランドで、世界の210を超える国や地域で利用されています。
すでにVISAカードを持っている方なら、2枚目のクレジットカードとしてMasterCardを保有すればさらに安心ですね。
日本でも利用できるお店は多く日常でも使いやすいカードのため、1枚持っているととても便利です。
Tカードプラス(SMBCモビットnext)の基本情報|限度額や金利など
ここからは、Tカードプラス(SMBCモビットnext)の基本情報について説明していきます。
Tカードプラス(SMBCモビットnext)はSMBCモビットカードの「カードローン機能」と三井住友カードの「クレジットカード機能」を利用する事ができるため、限度額や金利についても両者を分けて解説していきたいと思います。
SMBCモビットカードの「カードローン」の詳細
SMBCモビットカード「カードローン」の基本情報は、以下の通りです。
全国の提携ATMを利用したSMBCモビットのキャッシング・返済が、Tカードプラス(SMBCモビットnext)で行えます。
三井住友カード「クレジットカード」の詳細
三井住友カード「クレジットカード」の基本情報は、以下の通りです。
SMBCモビットのカードローン機能とは別に、クレジットカードのキャッシング機能を付ける事も可能です。
希望の場合には、カードの入会時に申し込んでください。
Tカードプラスの申し込み方法|審査、カード発行までの流れ
Tカードプラス(SMBCモビットnext)を利用するには、申し込み方法があります。
申し込みからカード発行までの流れについて見ていきましょう。
※以下のLPを元に解説しています。
https://www.mobit.ne.jp//lp/next/index.html
Tカードプラスの申し込み方法
Tカードプラス(SMBCモビットnext)の申し込み方法は、以下の2つに分かれています。
・すでにモビット会員の方向け
・完全に新規の方向け
いずれの場合も以下の公式HPから申し込みが可能です。
⇒Tカードプラス(SMBCモビットnext)の申し込みはこちらから
すでにモビット会員の方は、「すでにモビット会員の方はこちらから申込」というボタンから「Myモビ」にログインし、Tカードプラス(SMBCモビットnext)の発行手続きに進んでください。
【完全に新規の方向け】カード発行までの流れ
完全に新規で申し込む場合は、以下の手順で手続きを進めていきます。
【モビットカードの手続き】
1.まずはSMBCモビットのカードローンに申し込む
2.SMBCモビットによる審査
3.審査通知を受け契約、SMBCモビットカードの受け取り 【Tカードプラス(SMBCモビットnext)の手続き】
4.会員サイト「Myモビ」のTカードプラス(SMBCモビットnext)申し込みページにて申し込み
5.三井住友カード株式会社による審査
6.審査通知を受け、クレジットカードの発行
公式HPの「Tカードプラス(SMBCモビットnext)申込」というボタンから、まずはSMBCモビットのカードローンに申し込み、モビットカードを発行してもらいましょう。
その後、三井住友カードにてTカードプラス(SMBCモビットnext)の発行手続きに入るという流れです。
上記の流れにも記載した通り、「SMBCモビット」「三井住友カード株式会社」2社による審査を受ける必要がありますが、この記事の前半でご紹介した審査基準を満たしていれば審査落ちすることはないでしょう。
Tカードプラス(SMBCモビットnext)の審査結果は最短で即日通知される場合もありますが、カード発行までは最短で3営業日程かかるのが一般的とされています。
手元にカードが届いて利用できるようになるまでは1週間ほど見ておく必要があるため、急いでいる場合は早目に申し込みを済ませましょう。
Tカードプラスの申し込みに必要な書類と注意点
最後に、Tカードプラス(SMBCモビットnext)の申し込みに必要な書類と注意点について触れておきます。
申し込みに必要な書類
SMBCモビットのカードローン申し込みをする際に、本人確認証などの書類を提出する必要があります。
・収入証明書(源泉徴収票・税額通知書・所得証明書・確定申告書・給与明細書(直近2ヶ月分))いずれかの写し
・勤務先確認書類(社会保険証・給与明細書(直近1ヶ月分))の写し
申し込み時の注意点
申し込み前に、以下の注意点についても確認しておきましょう。
クレジットカード発行時も在籍確認が行われる可能性がある
SMBCモビットのカードローン審査時には必ず行われる在籍確認ですが、場合によってはクレジットカードであるTカードプラス(SMBCモビットnext)の審査時にも在籍確認が行われる可能性があります。
クレジットカードの在籍確認自体必ず行われるものではありませんし、すでにSMBCモビットのカードローン審査を通過しているため免除される可能性も高いですが、実施される場合は三井住友カード株式会社から本人確認の電話がかかってきます。
申し込みに不備などがある場合や、SMBCモビットに入会してから時間が経過している場合は在籍確認が行われる可能性もあるので、一応念頭に置いておいてください。
カードの即日発行はできない
Tカードプラス(SMBCモビットnext)は、即日発行ができません。
どんなに急いでいても、カードを受け取るまでに4日〜1週間程の時間がかかります。
急いでクレジットカードを作りたい方には不向きな点もあるので、もしお急ぎの場合は、他社のクレジットカードを検討してください。
SMBCモビットの審査通過後に金融事故を起こしていると審査に落ちることがある
SMBCモビットの会員になってから時間をおいてTカードプラス(SMBCモビットnext)に申し込む場合の話ですが、SMBCモビットの審査通過後に金融事故を起こしていると、三井住友カードの審査に落ちてしまう可能性があります。
すでにモビット会員になっているからと油断することなく、金融事故を起こさないように気を付けましょう。
例えば、スマホの分割支払いの遅延・滞納などもクレジットカードの審査時にチェックされるポイントです。
カードローンやキャッシングの返済の遅延・滞納だけでなく、スマホの分割支払いの遅れも金融事故と同様に扱われますので、毎月の支払いに遅れないよう注意してください。
まとめ
Tカードプラス(SMBCモビットnext)は、SMBCモビットの会員向けに発行されるクレジットカードです。
そのため、すでにSMBCモビットの審査を通過していれば比較的作りやすいカードと言えます。
「カードローン」「クレジットカード」「Tポイントカード」3つの機能が1枚になった多機能型カードのため審査が厳しいと感じる方も多いかもしれませんが、一般的なクレジットカードの審査基準を満たしていれば審査に落ちることはないでしょう。
完全に新規で申し込む方は先にSMBCモビットの会員になる必要がありますが、新規の方もSMBCモビットの会員も、以下の公式HPから申し込みが可能です。