仮想通貨業界にとっての"Wi-Fiやブルートゥース"が必要 カルダノ創設者ホスキンソン氏が主張

仮想通貨カルダノ(ADA)創設者のチャールズ・ホスキンソン氏は、デジタル資産の世界と伝統的な金融機関の間でより簡単にやり取りできることを目指し、仮想通貨業界は相互運用性を向上させることが必要だと述べた。米映像ニュースメディアのチェダーが3月28日に公開したインタビューで明らかになった

仮想通貨業界の現状について、ホスキンソン氏は、デジタル資産の世界と伝統的な金融機関の間でコミュニケーションと情報をより簡単にやり取りできるよう、相互運用性の向上を促進する規格が必要だと述べた。ホスキンソン氏は次のように続けた。

「我々が目にしているのは、今後3~5年で統合される標準の集合であり、仮想通貨ビットコイン(BTC)からライトコイン(LTC)、イーサリアム(ETH)からADAといった仮想通貨間だけでなく、一般的な銀行口座も含めたすべての異なるシステム間において、価値と情報を移動できる状況を作り出すだろう。

ホスキンソン氏は、「我々が探しているのは、仮想通貨業界にとってWi-Fiやブルートゥース(のように、お互いを手軽に接続できる標準規格)が生まれる動きだが、まだそこまで到達できていない」と付け加えた。

2018年3月、中国の工業情報化部は、「できるだけ早くブロックチェーン技術の標準化」を実現するために、同技術に関する調査を行ったと発表した。国際標準化機構(ISO)がブロックチェーン技術の国際標準化に向けて動き出していること、中国も「ブロックチェーンと電子分散台帳技術に係る専門委員会」(ISO/TC 307)参加国であることを挙げ、標準化のプロセスにおいて「積極的に前進」していると述べた。

2019年2月、500社以上の法人メンバーを擁するETHブロックチェーン標準化団体「エンタープライズ・イーサリアム・アライアンス(EEA)」が、「トークン・タスクフォース」を今年上半期に立ち上げることを明らかにした。このグループは、異なるブロックチェーン間の相互運用性に焦点を当てるほか、企業内トークンの活用や、仮想通貨・ブロックチェーンの信頼性向上に貢献することを目的としているという。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版
原文 IOHK Founder Charles Hoskinson Says Crypto Industry Needs More Interoperability