米証券大手チャールズ・シュワブ、仮想通貨への投資は静観の姿勢

米大手証券会社のチャールズ・シュワブは、現時点では、仮想通貨への投資に関して静観する姿勢だ。RIABizが9月7日に伝えた。こういった通貨は単純に投機ツールだとの見方も示している。

チャールズ・シュワブは米国最大の投資顧問業者(RIA)の1つで、運用資産は3兆2000億ドル(343兆円)とされる。フィデリティといったライバル社が仮想通貨分野での開拓を急ぐなか、チャールズ・シュワブは、しばらくは仮想通貨への直接投資は検討していないとしている。

同社の企業コミュニケーション部門マネジングディレクターのロブ・ファーマー氏は、メディアに対し、仮想通貨取引サービスを現時点ではまだ検討していないと述べた。「投資家らはこういった通貨を単純に投機ツールとして見るべき」ともした。

今年初め、フェイスブックの独自仮想通貨リブラの運営コンソーシアムに参加する意向があるかとの質問に対し、チャールズ・シュワブのウォルト・ベッティンガー社長は、「その質問にはもう少し先に答えよう」とはぐらかしている。

エイト・グループ金融テクノロジーアナリストのガブリエル・ウァン氏は、仮想通貨分野は約3000億ドル(約32兆2300億円)市場で、シュワブの運用資産は3兆2000億ドルわずか10%で、米国の株式市場のたったの1%だ。

「現時点の仮想通貨の市場全体規模は、シュワブといった会社にとってはまださほど大きくなく、(中略)、伴うリスクを見極め、(中略)、これら会社にとっては待つ価値がある可能性がある」

シュワブは、8000人の登録投資アドバイザーが在籍しており、シュワブ・アドバイザー・サービスを通じて1兆7000億ドル(約180兆円)を管理する。これは、米パーシングとTDアメリトレードとフィデリティを合わせた数字に値する。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版