イノベーションの都、シリコンバレー。

 グーグルやアップル、フェイスブック、ネットフリックスなど我々の生活を変える「破壊的なイノベーション」をもたらす多くの企業が生まれた場所だ。2日にアップルは、米企業として初めて時価総額が1兆ドルを超え、米国の時価総額トップ5もほとんどシリコンバレー出身の企業が占めるなど、シリコンバレーの勢いはとどまることを知らない。

 しかし、ブロックチェーンの発展という意味では、そのシリコンバレーより日本の方が優位かもしれないという見方があるのをご存知だろうか?イーサリアム (ETH)とカルダノ(ADA)の創設者であるチャールズ・ホスキンソン氏は、6月にコインテレグラフの単独インタビューに答えて、シリコンバレーより日本でブロックチェーン技術が発達する理由について語った。

 一体、どういう理屈で日本に優位性を見ているのだろう?ホスキンソン氏への動画インタビューで明らかになる。

 ホスキンソン氏は、米コロラド大で数学と暗号理論を学んだ後、イーサリアム (ETH)カルダノ(ADA)の開発に携った。現在は、暗号テクノロジー企業のIOHKのCEOを務める。

目次

”ブロックチェーン大国としての日本” interview with Charles Hoskinson vol.3

00:29~シリコンバレーのビジネスモデル
01:03~シリコンバレーの人材
01:34~日本の人材
02:29~ブロックチェーンに必要なビジネスモデル


過去のホスキンソン氏インタビュー動画

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