機関投資家向けにブローカー業務を手がけるSFOXが、1月の仮想通貨市場に関するレポートを発表し、1月の市場は「わずかに強気だった」という見方を示した。
SFOXは、ボラティリティー(変動幅)や市場心理、ニュースなどを分析して指数を作成。1月の仮想通貨市場は、7段階で上から2番目に高い「1」で、「わずかに強気」と判定した。1月はじめの時点では、「適度に弱気」だった。
またSFOXはビットコインキャッシュに注目。昨年11月15日のハードフォーク以降、ボラティリティが減少してると指摘し、市場がBCHとBSVの争いを消化したサインだとポジティブに捉えている。
さらに2月にボラティリティを動かす注目材料としては、27日に予測されるイーサリアムのハードフォーク「コンスタンチノープル」とCBOE(シカゴ・オプション取引所)とCME(シカゴ先物市場)の先物期限日である13日と22日をあげている。