仮想通貨の世界的な普及を受けて、デジタル資産での寄付を受け付ける大学が増加しつつある。NewsBTCが伝えた

仮想通貨ビットコインなどのデジタル資産で寄付が可能な大学数は年々増加しているが、大学側ではこの新たな通貨の存在に戸惑う声も多い。寄付担当者のほとんどは「仮想通貨をもらってもどう扱えばよいのか」という状態だからだ。

仮想通貨の送金を受け取るには、まずウォレットの設定が必要だ。そして弱気相場においては着金したらできるだけ早く売らないと損になる。ボラティリティが高い仮想通貨市場への関わりを避けようと、仮想通貨での寄付を拒否する例も多いという。

ピュージェットサウンド大学、カリフォルニア大学バークレー校、マサチューセッツ工科大学などはこれまで仮想通貨での寄付を多数受けているが、名門として名高いハーバード大学やイェール大学ではまだ足踏み状態。「仮想通貨での寄付はテスト済みだが積極的に進めるつもりはない」とのことで、まだ普及には時間がかかりそうだ。

(コインテレグラフ@マーケットアラート)