今日未明に急騰した仮想通貨ビットコインは9400ドルのレジスタンスを破れなかったものの、9300ドル付近で持ちこたえている。
(出典:Coin360 5月14日)
100万円を回復して上昇基調にあるように見えるビットコインだが、最近の1万ドルからの反落が不吉な影を落としている。
仮想通貨アナリストのジョシュ・ラーガー氏は1万ドルを上抜けできなかったことを問題視。このため、現在は、昨年6月の高値からの大きな下降チャネルにあるとの分析を示した。
$BTC - Wouldn't it be a hoot if this was just one giant channel with Bitcoin doing a fake-out before moving back down to the midline pic.twitter.com/DBR12eA6bq
— Josh Rager 📈 (@Josh_Rager) May 13, 2020
ラーガー氏はさらに2017年から上値のトレンドラインが下降チャンネルに沿ったように動いていることを指摘した。
半減期から価格上昇が鈍っていることもあり、実際に投資家心理はやや冷え込み気味だ。一時「強欲」まで上昇したが現在は「恐怖」まで下落している。
ただ、今朝からの上昇はテクニカル的に重要なラインとの声も出ている。著名テクニカルアナリストのCryptoBirbは14日、50日間移動平均を上抜ければ、2017年以来の14000ドルまで上昇することを予測。今朝の上昇によって、今後1万ドルに一気に上昇する場合は重要ラインとなることを指摘した。
(出典:CryptoBirb)