金(ゴールド)マニアでビットコイン懐疑派として知られるピーター・シフ氏は4日、ビットコイン支持派からプレゼントとして受け取った1350ドル(約14万5000円)分のビットコインについて、「どうやらガチホするしかないみたいだな」と述べた。
ビットコインが金の代替資産になると信じていないシフ氏だが、米仮想通貨資産運用会社モルガン・クリーク・デジタルのアンソニー・ポンプリアーノ(通称ポンプ)とツイッターで議論した際、これまで見せなかった好意的な態度をビットコインに対してみせた。
ポンプがシフ氏が実際はビットコインを持っていることを指摘したのに対して、シフ氏はプレゼントとして100ドル分持っていると返答。これに対してポンプはビットコインのアドレスを教えるように要求し、2倍に増額。他の人もこれに追従したことから、金曜日の時点でシフ氏のウォレットには合計で1350ドル(0.124BTC)のビットコインが入っている。
シフ氏は、この動きに対して以下のようにコメントした。
「どうやらガチホしなければいけないようだな。そして、一緒に沈没するか」
このコメントは、シフ氏のこれまでのビットコインに対する敵意とは対照的だ。シフ氏は以前からビットコインが金より劣っていると発言しており、「ガチホ勢が現金化すると決めたら、価格は急落するだろう。そうしたら、本来獲得できたはずの利益を得られない可能性がある」などと述べていた。
翻訳・編集 コインテレグラフ日本版