仮想通貨取引所フォビは、11月27日にマレーシアでのライセンスを持った新しいプラットフォームを立ち上げた。

マレーシア市場をターゲットにしたフォビ・ラブアンは2020年9月にマレーシア当局からデジタル資産取引仲介サービスのライセンスを取得し、今回仮想通貨の取引サービスを開始する。

最初の9ヶ月間のトライアル期間中は、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、EOS、フォビのネイティブトークンなど12種類の仮想通貨のスポット取引とデリバティブ取引を提供する。

フォビ・ラブアンは、フォビが世界各国で展開する海外子会社で最新のものだ。既にフォビはタイや米国、アルゼンチン、トルコなどで現地子会社を通じて事業を展開している。

フォビを巡っては、11月はじめにフォビの幹部が中国の警察によって拘束されてたという噂が出て、大量のビットコインが流出する事態となった。フォビ側は「フォビの幹部が逮捕されたという噂」は「間違い」と否定している。

フォビ・ブローバルはデイリーの取引高でスポットやデリバティブ取引所第2位に位置している

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン