米国の仮想通貨資産運用会社グレイスケール・インベストメンツは25日、米国人投資家の3分の1以上がビットコイン投資に興味を持っているという調査結果を発表した。
金融マーケットリサーチQ8と共同で行われた調査は、3月28日~4月3日の間に1100人の米国人投資家に対して行われた。強気相場が本格的に始まる前だったが、36%がビットコインへの投資を考えるだろうと回答。米国で2200万人以上がビットコイン投資に興味がある可能性を示した。
またビットコインに興味ありと答えた投資家には次のような特徴が見られることがわかった。
- 平均年齢は42歳。一般的な投資家の平均年齢は45歳
- 年収の中央値は12万5000ドル(約1350万円)
- 43%が女性、57%が男性
- 70%が子持ち
- 42%が共和党支持、37%が民主党支持
またビットコインに興味がある理由として、少額から始められることや成長可能性が高いこと、ビットコインの供給量が有限であることなどがあげられた。
グレイスケールの担当者は次のようにコメントした。
「ビットコインが伝統的な資産と一緒に投資対象と考えられていることがはっきりした。我々が持続的にビットコインのユニークな性質について教育をするに従い、ますます多くの興味をひきつけられると考えている」
グレイスケールは、ビットコインのデジタルゴールドとしての可能性を高く評価し、「金をやめて仮想通貨ビットコインに投資しよう」という広告を出すなど、積極的にビットコインのプロモーションを行っている。