仮想通貨取引所フォビ・グローバルは、香港の資産運用会社であるアバウト・キャピタル・マネジメント が同取引所の支配株主となったことを発表した

この取引により、アバウト・キャピタルはフォビの新しい支配株主となったが、フォビは、コアとなるオペレーションチームやビジネスマネジメントチームは株主移行による影響は受けないとしている。

アバウト・キャピタルは過半数株主として、フォビの国際的なブランド推進と事業拡大の取り組みを後押しする意向で、次のように述べている。

「この取り組みを成功させることで、フォビ・グローバルは海外の投資家に一流の取引と投資サービスを提供することができるようになる」

アバウト・キャピタルは、証拠金やリスク引当金の設定、取引所の競争力強化策などの取り組みに加え、「業界の有力者が率いる」グローバル戦略アドバイザリーボードを構築する計画も明らかにした。

8月にブルームバーグはグローバルな取引所であるFTXがフォビの買収を計画していると報道したが、FTXのCEOであるサム・バンクマン-フリード氏はその報道を否定していた