ヘッジファンドの売りによりビットコイン価格が人為的に下がる可能性

 ブロックチェーンのベンチャーキャピタリスト、スペンサー・ボガート氏は25日、ヘッジファンドがロックアップ期間の終わりに近付く中、ビットコイン価格が「人為的に」抑制されるという予測を示した。

 今週はじめ、ビットコインが年末までに1万ドル(約110万年)を超えると語ったボガート氏は、CNBCで「強制売り」による市場の下落について警告を発した。

「仮想通貨の価格が急上昇していた昨年の夏に立ち返ってみると、新たに設立された仮想通貨ファンドが100や200、もしくは300あった」

「(クライアントからは)『ちょっとあのファンドを償還したいのだが』という声があがっている。つまり、次々と登場したこれらの新たな仮想通貨ファンドのために強制売りが起きることになる。それにより、価格が人為的に下がる可能性がある」

 ビットコインは24日に取引価格が5800ドル以下となった後、反発に成功した。閉鎖されたマウントゴックス取引所による大規模な売却は、それ以前の下落の原因となっていたが、売却完了のニュースにもかかわらず、広く予測されていた6000ドル以下の下げが現実のものとなった。

 ビットコインの価値が著しく上昇し始めた1年前に「数百の」ヘッジファンドが取引を開始した、とボガート氏は説明する。同氏はそれにもかかわらず将来の市場について楽観的で、抑制的な動きは一時的なものだと示唆している。

「さらに価格が下るのを待つような人の大部分は、結果として高い代償を払うことになるだろう。市場の時期を見計らうよりも、ナンピン買い下がりのような手法をとるべきだ」と付け加えた。