デジタル資産投資を専門とする資産運用会社グレースケール・インベストメンツが、米国市場での上場プロセスの一環として登録届出書を提出した。

米証券取引委員会(SEC)への木曜日の提出書類によると、グレースケールはクラスA普通株式をニューヨーク証券取引所に「GRAY」のティッカーで上場する意向を示した。

フォームS-1の提出は上場プロセスの一部であるが、まだ効力は発生していない。SECの承認記録に基づけば、登録届出書が有効となり同社が株式上場準備に進むまでには、数週間から数カ月を要する可能性がある。

グレースケールの提出書類は、SECが43日間の政府機関閉鎖を経て通常業務に戻ると見込まれた初日に公開された。閉鎖期間中も企業側の提出自体は可能だったが、IPOやETFのような投資商品の承認をSECが進められる状況ではなかったとみられる。

この公開提出は、グレースケールが非公開でIPO申請を行ってから約4カ月後のタイミングだった。登録届出書のデータによれば、資産運用会社は2024年9月の2億2,370万ドルから2025年9月には2億3,330万ドルへと、純利益が約2,000万ドル減少したと報告している。

仮想通貨関連企業はIPOに向かうのか、それとも違うのか

米国市場でIPOを目指すと表明している仮想通貨関連企業ばかりではない。

リップル・ラボは先週、SECとの訴訟から解放されたにもかかわらず、2024年の推定収益が13億ドルであるにもかかわらず、IPOを行う計画はないと報じられた。9月時点で、仮想通貨取引所クラーケンもIPO申請を行った形跡はなかった。

ウィンクルボス兄弟が運営するジェミナイは、フォームS-1提出から約3週間後の9月にナスダックへ上場した。

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