仮想通貨投資ファンドのグレイスケールが米証券取引委員会(SEC)にビットコイン投資信託(GBTC)の登録申請をした。認可されると、米国初の登録済み仮想通貨投資信託となる。

グレイスケールはすでに、適格投資家向けにGBTCを米店頭(OTC)市場で運営している。19日のブログで、SECがGBTCを認可した場合、仮想通貨業界では投資信託申請企業として初の事例になる主張した。

一方でグレイスケールは認可されたとしても信託の構造は変わらず、米国内の証券取引所に上場、いわゆる上場投資信託(ETF)にするわけではないという。

今回の認可によってGBTCの認知度が増すことになる。グレイスケールは適格投資家が拡大し、流動性が高まるとしている。

また、SECに認可されれば私募の保有期間が12ヶ月から6ヶ月に短縮されるため、より高い流動性を得られ、利益を得やすくなると指摘した。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン