世界最大の仮想通貨運用企業であるグレイスケールは、VeChain(VET)やIota(MIOTA)、Monero(XMR)、Axie Infinity(AXS)など25種類のコインを投資対象として検討するリストに追加した。

ほかの検討対象のコインとしては、Algorand(ALGO)、Arweave(AR)、Bancor(BNT)、BitTorrent(BTT)、BORA(BORA)、Convex(CVX)、Cosmos(ATOM)、Decred(DCR)、Elrond(EGLD) 、Enjin(ENJ)、Fantom(FTM)、Gala(GALA)、Gelato(GEL)、Helium(HNT)、Holo(HOT)、Oasis Network(ROSE)、Secret(SCRT)、Spell(SPELL)、Stacks(STX )、The Sandbox(SAND)、Universal Market Access(UMA)、Yield Guild Games(YGG)が並んでいる。

さらに1月24日のアップデートによれば、グレイスケールはDeFiファンドにAmp(AMP)を追加している。

グレイスケールは現在15の仮想通貨商品をそろえ、その運用資産額(AUM)は550億ドルにのぼる。グレイスケール・ビットコイントラストと、イーサリアムトラストで、AUMで312億ドルを占めている。グレイスケールのDeFiファンドのAUMは現在700万ドルとなっており、2021年7月の開始以来35.8%減少している。

CoinGeckoによると、現在検討されているコインの多くは時価総額で上位100位以内に入ってるものだ。

VeChainはもともとイーサリアムネットワークでERC-20トークンとして2015年に登場したが、その後ブロックチェーンネットワークThorのネイティブトークンとなった。トークンやネットワークは、サプライチェーン追跡・管理のために使われている。

Axie Infinityは過去1年間で最も成功を収めたゲームガバナンストークンだ。1年前には時価総額4800万ドルで0.97ドルで取引されていたが、現在は時価総額36億ドルで51.90ドルで取引されている。