米仮想通貨ファンドのグレイスケールのアセットマネジャーのミカエル・ソネンシェイン氏は、米国の規制当局に申請したフォーム10が承認されれば仮想通貨産業にとってマイルストーンとなると述べた。11月20日にCNBCとのインタビューで話した。

また、同氏は、グレイスケールの今年2019年第3四半期の利益の84%が、仮想通貨に参入したいと思っている仮想通貨以外のヘッジファンドからだったとも述べた。

ビットコイン投資信託は2015年5月から取り扱いが開始している。「過去3カ月の取引量が前年比3倍になっているのがわかる」と指摘している。

今週初めグレイスケールは、米証券取引委員会(SEC)にビットコイン投資信託(GBTC)の登録を申請。認可されれば、米国初の登録済み仮想通貨投資信託となる。

今回認可されれば、GBTCの認知度が増し、適格投資家の参入が拡大して流動性が高まるとしている。また、SECに認可されれば私募の保有期間が12ヶ月から6ヶ月に短縮されるため、より高い流動性を得られ、利益を得やすくなると説明している。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン