「メタバース」と「NFT」というキーワードに対する世界的な関心は2021年第4四半期に急上昇したが、グーグルトレンドのデータをみると、この関心が2022年2月にはしぼんでいるようだ。

グーグルトレンドによると、過去12ヶ月間で「メタバース」の検索数は2021年10~12月にかけて急上昇した。しかし2022年はじめ以来、関心は低下し続けている。

もう1つのキーワードである「NFT」の検索数も今年から減少し始めている。NFTの検索数は2021年により関心が高まっていた反動で、低下はより顕著な動きを見せている。

Global search interest for the “metaverse” and “NFT” keywords. Source: Google Trends

過去12ヶ月間、トルコのユーザーは「メタバース」のキーワードではグーグルトレンドの地域別カテゴリではトップとなっている。2位は中国、3位はシンガポール、4位はキプロス、5位はレバノンとなっている。

一方「NFT」では過去12ヶ月間でシンガポールが地域別でトップになっている。その後には香港や中国、カナダ、フィリピンと続いている。

昨年12月、「NFT」に対する世界的な検索数は「仮想通貨(Crypto)」を上回った。またNFTマーケットプレイスのオープンシーでも月間取引高が1月に史上最高を更新していた