ビットコインは12日の20時頃から急騰し、現在も80万円より上を楽に維持している。現在の取引価格は85万7862円で前日から2.51%上昇した。昨日はコインマーケットキャップの上位100通貨のうち、ほぼ全てが上昇したが、本日に入り、27銘柄がマイナス成長と伸びが鈍化し始めた。

 最も伸びが大きいアルトコインは、時価総額47位のゴーレムだ。伸び率は59.52%、取引価格は1GNT=49.90円となっている。ゴーレムは使っていないCPUパワーをシェアするイーサリアムベースのネットワークだ。10日にはサービスのベータ版をメインネットにローンチしたと発表している。

 2番目に大きな伸びを示しているのは、時価総額98位のエマーコイン。伸び率は26.05%、取引価格は1EMC=333.96円となっている。

 エマーコインは分散型認証サービスを提供する分散型ブロックチェーンプラットホームで、マイニングはPoW(プルーフ・オブ・ワーク)、PoS(プルーフ・オブ・ステーク)、マージドマイニングの3種で行う。年内に日本仮想通貨取引所に上場することを目標にしている。