かつて「ビットコインは5万ドルに達することはない」と主張したビットコイン懐疑派のピーター・シフ氏は、いまやビットコインが10万ドルに達する可能性に言及するようになっている。
2019年、CNBCでホストを務めるジョー・カーネン氏は、ビットコイン価格が2020年5月までに5万5000ドルに達するだろうと予測していた。当時、シフ氏は「ビットコインが5万ドルに達することはない」と反論していた。
20年5月からはやや遅れてしまったが、ビットコイン価格は今週に5万ドルを超えて史上最高値を更新した。ツイッター上では、仮想通貨コミュニティからシフ氏に対して過去の発言にツッコミが行われた。
シフ氏は、自身の予測が誤りであったことを受け、ビットコイン価格が10万ドルになる可能性を「除外することができない」と述べた。その一方で「ゼロにまで下がることも避けられない」とも述べた。ビットコイン懐疑派であり、金の熱烈な支持者として知られるシフ氏は、「ギャンブルをしたくなければ、金を買うべきだ」と自身のツイートで主張している。
Now that #Bitcoin has hit $50,000 I must admit that a move up to $100,000 can't be ruled out. However a move down to zero can't be ruled out either. While a temporary move up to $100K is possible, a permanent move down to zero is inevitable. If you don't want to gamble buy #gold.
— Peter Schiff (@PeterSchiff) February 16, 2021