GMOコインってどんな取引所なんだろう。口座開設を検討しているけれど、
・ほかと比較してどんな利点や特徴があるかを知っておきたい
・周りのGMOコインの評判はどうだろう?
と考えるユーザーも多いだろう。そういったユーザーに向けて、コインテレグラフ日本版がGMOコインの実際の評判やメリット・デメリットについて解説する。どの仮想通貨取引所で口座開設をするか悩んでいる人は参考にしてほしい。
目次
1.GMOコインとは?
2.気になるGMOコインの評判は?
3.GMOコインのメリット
4.GMOコインのデメリット
5.GMOコインの口座開設方法は?
6.まとめ
1. GMOコインとは?
大手IT企業GMOグループの一角
GMOコインとは、金融庁の登録(関東財務局長 第00006号,仮想通貨交換業)を受けた仮想通貨取引所であり、運営するGMOコイン株式会社は2016年の10月に設立された。東証一部に上場するGMOインターネットのグループ傘下であり、親会社は為替FXなどの金融事業を展開するGMOフィナンシャルホールディングス。グループ内にはFX取引高世界第一位を誇るGMOクリック証券があり、グループ内で培われた金融サービスのノウハウが強みだ。
多様な仮想通貨サービスを提供
出典:GMOコイン
GMOコインのサービスには、仮想通貨販売所、仮想通貨取引所、仮想通貨FXのサービスを提供している。
仮想通貨販売所とは、ユーザーがGMOコインを相手にして仮想通貨を売買するサービスだ。GMOコインが提示する価格に応じて、仮想通貨の売買を行う。GMOコインの販売所は数十円、数百円単位から購入可能だ。
仮想通貨取引所とは、ユーザー同士が仮想通貨の売買を行う。GMOコインはユーザー同士をつなぐ役割を担う。売り手と買い手が直接的な取引を行う型式は「板取引」といわれている。
仮想通貨FXとは、実際に仮想通貨を売買するのではなく、将来の値上がり・値下がりを見込んで買い注文または売り注文により「建玉」を保有し、建玉を決済することで価格変動の差額分だけ受け取るものだ。
GMOコインの仮想通貨取引所サービスや仮想通貨FXではレバレッジ取引を行うことができる。これは証拠金取引ともいい、自分の元手(自分の資金)の数倍の額で行うことができるものだ。GMOコインの証拠金倍率は4倍となっている。
ビットコインなど5通貨に対応
GMOコインで売買できる仮想通貨は全部で5通貨だ。この5通貨は、上記の販売所や取引所、FXの3つのサービスすべてで取り扱っている。
ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、XRP(リップル)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)
出典:GMOコイン
多様な取引ツール・アプリ
GMOコインは、 「ビットレ君」と「GMOコイン仮想通貨ウォレット」 という2つの公式アプリを展開している。
「ビットレ君」は 仮想通貨FXに特化したアプリ 、「GMOコイン仮想通貨ウォレット」は 現物取引に特化したアプリだ。
一般的な公式アプリの多くは一つのアプリに全機能を集めたものがほとんど。だが、GMOコインはあえて「FX取引」と「現物取引」それぞれに特化した二つのアプリを開発。その結果、高い操作性と充実したトレーディング機能を提供することを可能にし、ユーザーからの評価は高い。
GMOコインの2つの公式アプリの使い方や特徴などは、こちらの記事で徹底解説している。
【トレーダーは要チェック!最強仮想通貨取引アプリ「ビットレ君」と「GMOコイン仮想通貨ウォレット」の便利な機能に迫る】
2. GMOコインの評判は?
アプリが使いやすい
GMOコインが提供している仮想通貨FX専用のアプリ「ビットレくん」について、使いやすいという声が多い。
GMOのアプリなんなのこの使いやすさ。ビットレくんはトレードやりにくいなーとは思ってたけど、もう一個のアプリはチャートもトレードも神レベル。
— ぱんなこった (@OpkU5ZJ18peVtM9) 2019年8月19日
もともと1枚持ってたイーサ
— めざお💰お金なきポンコツリーマン👔資産運用ブロガー (@Mezaoku_tweet) 2019年6月28日
前から欲しかったのでなけなしのお金でイーサを5枚買ったぜよ😎
あとは放置!
初めてGMOコインの新アプリ使ったけど、初心者でなければめちゃ良いわこれ。
おすすめ😁 pic.twitter.com/jhlZaGPE9H
今日は本では勉強してた一目均衡表を実際に使いたくて、
— 。 (@IND3aa4aaa) 2018年7月1日
一目均衡表が使えるGMOコインのビットレ君で試してみた
感想としては、即座に簡単に判断出来るから使いやすいなと思った。
他の分析と併用して活用していきたい pic.twitter.com/TByHKCylR0
手数料が魅力的
今日は栄のフクロウカフェへ行ってきましたよ😆
— まつりちゃん@仮想通貨女子 (@pfa46smfcgsjvod) 2019年7月21日
ネコカフェに行ったり梟カフェに行ったり癒しを求めています🐶
今更ですが、gmoコインに登録しました👀
今後含めて、取引数が多くなっていくと思うので、各手数料が少ないというのは大きいですよね🙈
先輩方オススメの日本の取引所を教えてください😲 pic.twitter.com/OxxSSK6v3Y
取扱い仮想通貨が少ない
GMOコインは入出金手数料は無料なんだけど現物取り扱い通貨が5種類と少な目。ビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)ビットコインキャッシュ(BCH)ライトコイン(LTC)リップル(XRP)の5種類
— なつめ@AirDrop日本一/仮想通貨 (@SirNatsume) 2018年1月23日
スプレッドには賛否
仮想通貨FXや仮想通貨販売所では、仮想通貨取引所が取引の相手方となる。そのため、買値と売値との差額(スプレッド)が生じる。ユーザーからはスプレッドについて賛否両面の意見があった。
今bFでトレードしてる人って、なぜやってるんだろう。
— ちゅーに@investry.jp (@investry_jp) 2019年8月25日
10枚成行注文したらスプレッド2000円くらいじゃない?
GMOコインとかDeCurretとかの方が500-1000円くらいで安いのに。
資産残高見て引き続きbFがトップで驚いた。
コインチェックも多いね。bitbankは納得。
さっきお試しショート打とうとした時に見てしまった…スプレッド幅3200円を…もう買う気起きんわ🤣まぁその後落ちてたんですけど🥺gmoコインさんこれはとりすぎ:(´◦ω◦`):ガクブル
— ひよこ 眠りぴよ😴 焼鳥🐥 (@uUVeVmjrbwRAo03) 2019年7月20日
GMOコインの仮想通貨FXはスプレッド狭い時じゃなきゃ無理だな。
— ごるびん (@gorubi__) 2019年7月10日
明日はliquidやろ。
DMMBitcoinスプ700円に戻ってる
— リンカイ (@4wOuM9vY7bKnJRP) 2018年12月19日
GMOコインもDMMBitcoinもいきなりスプ変更してくるから常に見たほうがよさそう。高くなったら使わないのが吉#GMOコイン #DMMBitcoin
過去には買い規制
2017年末、仮想通貨全体が高騰した時、GMOコインは仮想通貨XRPの買い規制が入ったことがあった。その時の不満も見られた。
結局、ずーっと狙ってた #XRP 買い増しタイミングで#GMOコイン はことごとく買規制だった。もういいや。もう二度と使わない。
— アジアの鷹 (@LP1968GT) 2017年12月18日
3. GMOコインのメリット
入金手数料などが無料
GMOコインでは日本円の入金手数料や出金手数料、仮想通貨の送付手数料などが無料となっている。GMOコインでは即時入金サービスに対応しており、この手数料が無料だ。ほかの取引所では日本円の入金に手数料が発生するケースもある。いざ仮想通貨取引をはじめようという時に、手数料を気にせずに入金や出金できるのはメリットの1つだろう。また販売所サービスや仮想通貨FXの取引手数料も無料となっている。
出典:GMOコイン
運営会社が大手で信頼性が高い
GMOコインは、大手IT企業であるGMOインターネットグループの傘下だ。グループの中では、為替FXやネット銀行といった金融事業を幅広く手掛けている。サービス開発やアプリ開発でも為替FXのノウハウを活用している。セキュリティ面でもグループ会社と連携した脆弱性情報の収集など、グループ全体でセキュリティに取り組んでいるという
またセキュリティについては、顧客資産の分別管理、インターネットから隔離された「コールドウォレット」を行っている。こういった取り組みのほかにも、システムの24時間365日監視や、外部のセキュリティ専門家による定期的なシステム脆弱性診断も行っているとしている。ハッキングによる仮想通貨流出事件が発生している中で、ユーザーにとってセキュリティの取り組みは取引所を選ぶ点で重要な点の1つだ。
出典:GMOコイン
様々なキャンペーンを展開
大手企業傘下だけあって、様々なキャンペーンを実施しているのも魅力の1つだ。現在(8月26日時点)も4つのキャンペーンを展開している。
「GMOコイン 仮想通貨ウォレット」から初めて「販売所」で取引したユーザーの中から抽選で100名様に現金2,000円をプレゼント!
20,000 Satoshi プレゼントキャンペーン(口座開設キャンペーン)
GMOコインからの口座開設書類の発送後7日以内に、口座開設を完了(=ログイン後に口座開設コードの入力および2段階認証設定を完了)したユーザーに、ビットコイン 20,000Satoshiをプレゼント。Satoshiとは、ビットコインの単位で、1BTCの1億分の1にあたる。20,000Satoshiだと、 0.0002BTCだ。
くりぷ豚とは、グッドラックスリー社が提供するブロックチェーン技術を活用したゲームだ(豚のキャラクターを配合したり、売買する)。GMOコインのサイト経由でくりぷ豚の仮想通貨ウォレットアプリにログインすると、GMOとのコラボした豚のキャラクターが当たる。
キャンペーンは定期的に入れ替わったりする。気になるキャンペーンがあるか、チェックしてみるといいだろう。
4. GMOコインのデメリット
取扱通貨が少なめ
GMOコインが取り扱っている通貨は5種類。ビットコインやイーサリアム、XRPといった主要な通貨は揃えているが、もしユーザーがNEMやモナコイン、イーサリアムクラシックといったアルトコインの取引をしたいとなると見劣りすることになるだろう。
ただ、GMOコインは取り扱う仮想通貨を増やしていく意向だ。GMOコインの石村富隆社長は今年4月のメディアとのインタビューの中で、取り扱い通貨を増やす考えを表明している。
「今後、やはり増えていかないとユースケースを作り出してゆくこと、お客様のニーズに応えていくことは難しいんじゃないかとも思います」
5. GMOの口座開設方法は?
口座開設の流れ
- メールアドレスを登録(登録ページはこちら)
- 本人情報の登録・本人確認書類の提出
- GMOコインから「口座開設のお知らせ」が届く
- 郵送された「お知らせ」に書かれた口座開設設コードを入力
本人確認書類としては、免許証やパスポート、マイナンバーカードなどだ(詳しい情報はこちら)
本人確認書類を提出した後、GMOコイン側での審査が行われるが、審査は通常1~2営業日掛かるとしている。サイトでは最短1営業日で取引可能とうたっている。
口座開設キャンペーンを実施中(2019年8月25日まで)
前述したように、GMOコインでは口座開設キャンペーンを実施している。口座を新規で開設すると、ビットコイン 20,000Satoshi(0.0002BTC)をプレゼントしている。
6. まとめ
GMOコインは、GMOグループ傘下という大手企業運営の信頼感があり、また為替FXなど金融事業でも幅広い実績を持っている。FX事業で培ったノウハウを活かした公式アプリは、ユーザーからの評価も高い。初心者からトレーダーまで幅広く支持されている。
販売所サービスから仮想通貨FXや取引所サービスまで、様々なサービスをそろえており、ユーザーのニーズに応じてサービスも選ぶことができる。
日本円の入金が無料であったりと、初心者にとっても仮想通貨取引に入りやすいと言えるだろう。
GMOコインの口座解説はこちらから
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