非営利団体と協力し仮想通貨寄付を支援する企業、ザ・ギビング・ブロックは、米ロサンゼルスで発生した山火事の被害者を支援するための緊急対応募金を開始した。

ギビング・ブロックの最高執行責任者であるベン・パウスティ氏によれば、この募金活動の目標は200万ドルと設定されており、ギビング・ブロックの親会社シフト4のジャレッド・アイザックマンCEOが100万ドルを寄付するとしている。

パウスティ氏はコ、仮想通貨での寄付には特有の利点があるとインテレグラフに語っている。

「仮想通貨で寄付をすることで、寄付者はキャピタルゲイン税を回避でき、税金控除の際に公正な市場価値の全額を控除できる可能性がある。これにより、仮想通貨は寄付をより革新的で効率的なものにする」

ギビング・ブロックのような組織は、仮想通貨が慈善寄付をより透明で費用対効果が高く、効率的かつ迅速にできると強調している。

Donations, Charity

ギビング・ブロックと協力する非営利団体 Source: The Giving Block

 

仮想通貨寄付は過去にも実績

2023年8月、ハワイのマウイ島で発生した山火事の際にも、ギビング・ブロックは被災地の再建と被災者支援のための災害救援基金を開始した

2024年には、ハリケーンの「ヘレネ」と「ミルトン」によって米国東海岸に広範囲な被害をもたらした際、ギビング・ブロックは100万ドルを集めて支援した。

ギビング・ブロックは、アメリカ癌協会、動物権利団体PETA、ノー・キッド・ハングリーなど、世界中の数千の非営利団体と協力して仮想通貨寄付を慈善活動に向けてきた。

ギビング・ブロックの2023年の報告書では、仮想通貨寄付が10年以内に100億ドルを超えると予測しており、2022年に同プラットフォームで行われた仮想通貨寄付の大部分がサークルのUSDCステーブルコインで行われたとされている。

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