ブルームバーグの報道によれば、仮想通貨取引所ジェミナイ・スペース・ステーションが、予測市場分野への参入を準備している。
報道によると、ジェミナイは商品先物取引委員会(CFTC)に対してデリバティブ取引所としての登録申請を行っており、できるだけ早期の参入を目指しているという。
ジェミナイ幹部らは、取引所ライセンスを取得し、実世界の出来事の結果に賭ける「イベント契約」の取引を可能にする案を協議しているとされる。
予測市場の取引高が急増
予測市場プラットフォームのカルシでは、10月中旬以降、ほぼ毎週のように取引高が過去最高を更新している。直近では10月27日〜11月2日の週に12億ドルに達し、前週の約10億1000万ドルを上回った。
2021年7月以降のカルシの週間取引高. Source: DeFiLlama
ライバルのポリマーケットも、すでに週間取引高10億ドル超を記録したことがある。
業界全体で予測市場統合が加速
予測市場を統合しようとする動きは近年加速している。メタマスク、コインベース、ドラフトキングス、サム・アルトマン氏のワールドなどが既に予測市場に関する動きを進めている。
一方、ニューヨーク証券取引所(NYSE)の親会社であるインターコンチネンタル取引所(ICE)は、ポリマーケットに20億ドルを出資し、企業価値90億ドルと評価。カルシもまた、数十億ドル規模の評価額を得ており、予測市場分野は急速に機関投資家マネーを引きつける新興領域として注目を集めている。
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