仮想通貨取引所ジェミナイの共同創業者 であるタイラー・ウィンクルボス氏は、米証券取引委員会(SEC)のゲイリー・ゲンスラー委員長が仮想通貨業界に与えた損害は取り返しのつかないものであると主張している。

ゲンスラー氏が辞任するとの観測が高まる中、「ゲイリー・ゲンスラーは悪だ」とウィンクルボス氏は11月15日のX投稿でのべた。「彼は影響力や権力を持つ立場に二度と就くべきではない」とも語った。

ウィンクルボス氏は、ゲンスラー氏の行動を「善意の誤り」として許すことはできないとし、「彼の行動は完全に計画的で、意図的であり、個人的かつ政治的な目的を達成するためのものであった」と主張した。

ゲンスラー氏がSEC委員長であった期間中、主要取引所のバイナンスやコインベース、リップルなどの仮想通貨企業は規制当局との法廷闘争を続けてきた。

ウィンクルボス氏は、ゲンスラー氏が仮想通貨業界に対して「規制による執行」というアプローチをとり、この業界で働く人々に対してほとんど配慮を示さなかったと批判した。「これは業界を壊滅させ、何万人もの雇用や人々の生活、数十億ドルの投資資本を犠牲にすることを意味していた。それにも関わらず、彼の社会病質的な野心は最終的に彼自身の政党をも焼き尽くす結果となった」とウィンクルボス氏は語った。

ウィンクルボス氏と同様の見解を持つコンセンシスのCEO、ジョセフ・ルービン氏も最近コインテレグラフに対して「我々は長い間、SECによって巧妙に欺かれてきた世界に生きてきた」と述べ、バイデン政権下でのSECの対応を批判した

ゲンスラー氏への強まる反発

マイクロストラテジーの創業者マイケル・セイラー氏も最近、ゲンスラー氏の後任が仮想通貨業界で「最も重要な役割」を担うと語った。「これはデジタル資産にとって非常に強気な材料だ」とセイラー氏は付け加えた。

トランプ氏は、SEC委員長であるゲイリー・ゲンスラーの後任をまだ発表していない。

  ロイター通信は11月7日、事情に詳しい関係者の話として、ゲンスラー氏の後任としてロビンフッドの最高法務責任者ダン・ギャラガー氏が最有力候補であると報じている。

 さらに11月14日、元CFTC委員長のクリス・ジャンカルロ氏は、SECの役割を引き受けないと語っている  

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