イーサリアムはドナルド・トランプ氏の勝利によって、他のプロトコルよりも大きな利益を得る可能性がある。こう語るのは、コンセンシスのジョー・ルービンCEOだ。
「我々は長い間、証券取引委員会(SEC)によってガスライティングされてきた世界に住んでいる」と、ルービン氏はタイで開催されたデブコン2024でコインテレグラフに語った。「これは民主党の進歩派によって推進されたことが明らかであるように思われる」とも付け加えた。
コンセンシスは米証券取引委員会と法的に争っている状態だ、コンセンシスは10月にはスタッフの20%をリストラしたが、その理由の一端としてSECの「権力の乱用」を非難している。
しかし、先週のトランプ氏の勝利後、ルービン氏は特にイーサリアムにとって状況が好転する可能性があると見ており、SECのトップ交代も期待している。「米国はかなり長い間、イーサリアムの首を押さえつけてきた。それが多くのFUD(恐怖・不確実性・疑念)を引き起こした」と語った。
ビットコイン(BTC)は11月5日のトランプ氏の勝利以来16%上昇し、ソラナ(SOL)とBNB(BNB)はそれぞれ8%と3%上昇している。一方、イーサ(ETH)は過去7日間で23%上昇し、現在3200ドルで取引されている。
「すでにイーサリアムに有利な反発が見られている。イーサリアムは他のプロトコルよりも多くの利益を得る可能性があると思う。特にビットコイン以外のすべてのエコシステムよりも大きく、成熟しているからだ」とルービン氏は説明した。
ファーサイドのデータによれば、トランプ氏が勝利して以来、米国の現物イーサリアムETFには投資が殺到し、11月11日には2億9500万ドルの流入を記録した。
SECのスムーズな移行を期待
トランプ氏は1月20日にホワイトハウスに入る予定であり、ルービン氏や仮想通貨業界の関係者らはSECのゲイリー・ゲンスラー委員長が同日に辞任を提出するだろうと考えている。
ルービン氏は、現在SEC委員であるマーク・ウエダ氏が暫定委員長に就任することを望んでいると語った。
「彼らが退任する前に多くの人々や企業を妨害しないことを願っている。退任や移行がスムーズに行われることを願っている」とルービン氏は語った。
10月、コンセンシスは将来の米大統領に向けた公開書簡を発表し、仮想通貨とWeb3に対する明確で支援的な規制を求めた。この書簡は10月23日に発表され、規制の不確実性がブロックチェーン技術の発展を妨げていると主張した。
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