クリスマスで休場になる市場が多く、ポンド円も小動きとなっている。ただ、流動性が低下する中、神経質な動きが続いているポンドには注意が必要だ。
イギリスがEU離脱を巡り保守党が設定した2020年末までの移行期間の短さへの懸念は、実際に交渉が始まり、進捗状況が明らかになるまで払拭されないだろう。
ただ、総選挙後の13日につけた高値147.97円から6円ほど下落し、リバウンド狙いの買いが入りやすい水準だ。本日はとくに大きな材料がないものの、北朝鮮が何らかの軍事行動を行う可能性があり、リスクオフの円高には注意しておきたい。
ポンド円のテクニカル分析と相場見通し
今日のポンド円予想レンジ 141~142.70円
下落は一旦止まったが、20日移動平均線(142.7円)が上値抵抗になるのは変わらない。下への警戒は依然として必要だが、142円前後での動きとなるだろう。