バックトとギャラクシー・デジタルが機関投資家のビットコイン投資需要を見込んでタッグを組む。

6月10日、現物受け渡しのビットコイン先物を手がけるバックトと米仮想通貨投資会社ギャラクシー・デジタルが、仮想通貨(暗号資産)ビットコイン(BTC)への投資・保管を始める機関投資家のためのサービスを開始する発表した

既報の通り、大手金融機関フィデリティの調査によると、機関投資家の3分の1以上がデジタル資産もしくはデリバティブに投資していることがわかった。米金融界のレジェンド的な存在であるポール・チューダー・ジョーンズ氏がポートフォリオの約2%をビットコインで保有していると明かしたこともあり、機関投資家のビットコインへの関心は高まっている。

ギャラクシー・デジタルは、元ゴールドマンサックスのパートナーであるマイク・ノボグラッツ氏が率いている。営業トップのティム・プラカス氏は「2社に対して伝統的な資産マネジャーからビットコイン現物に対する需要が高っており、今回の提携につながった」と述べた。