仮想通貨(暗号資産)取引所のFXcoinは22日、リップル(XRP)の取り扱い開始を発表した。取扱ペアはXRP/JPY。

今回のXRP取り扱い開始で、同社はビットコイン(BTC)に続いて2銘柄を取り扱うことになった。

FXcoinは2020年5月にビットコインの取引を開始。これまでに流動性の高い通貨を増やす方針の元、XRPの追加を表明していた。

XRPについては同社のシニアストラテジストである松田康生氏がコインテレグラフの新春特集で今年注目のコインとして挙げている。

「今後数年間の国際送金の媒介はXRPを中心に進んでいくのではないだろうか。」

同社は、金商法に基づく仮想通貨デリバティブ取引(証拠金取引)開始も計画。さらにスワップ市場創設による仮想通貨の実需拡大を目指している。

FXcoinは2019年12月24日、金融庁から仮想通貨交換業者として登録された。株主にはSBIグループやマネーパートナーズ、住友商事がいる。

正確で信頼できる情報も市場インフラの1つと考え、2018年9月からは仮想通貨の情報サイトFXcoin情報サイトを運営、7月からは公式YouTubeチャンネルでマーケット情報の配信を開始した。